調査をしてビックリ実家に行く夫
同窓会からおかしくなった夫。過去に浮気をしていたこともあり私は敏感になっていた。前回の浮気のときも急に飲み会が増え、携帯をロックするようになった。私はまた浮気か・・・子どもたちの為にも我慢したほうがいいよねとずっと思っていた。しかし、夫が寝言で「マキ・・・マキ・・・」と浮気相手と思われる名前をつぶやいた。
それで私の中でなにかがプツンと切れて、その日は号泣してしまった。子どもたちにはその異変に気付いたのか大丈夫?と目を覚まして優しく声をかけてくれる。原因の夫はイビキをかきその姿を見ると一気に憎悪しかなくなった。私は興信所に調査を依頼することにした。
興信所の人からGPSをレンタルして夫の車につけた。毎日23時過ぎくらいに帰宅するのだが、浮気する前は19時くらいに帰ってきてた。その4時間で浮気相手と会っているんでしょうねと興信所の人に言われ初めての体験でその時間はドキドキしていた。GPSの検索自体は興信所の人にやってもらい、居場所はラインで教えてくれる。19時半ごろ興信所から「高速にのったようです。」と連絡が来る。20時半ごろ「隣県のインターで降りました。」と連絡が来る。私は頭がクラクラしていた。わざわざ高速に乗って隣県までいき浮気相手と会っているのかと思うと辛かった。そんなことより早く帰ってきて子ども達と遊んでほしかった。父親らしいことをしてほしいと強く思った。
21時頃にはラブホテルに行っていると連絡があったので興信所の人に急行してもらい撮影してもらった。結局ラブホテルには1時間半程度滞在し、23時頃に帰宅してきた。
毎日のように23時ごろに帰宅するのは隣県までラブホテルに行っているのかと思うとハラワタが煮えくり返った。
結局、ロボットのように同じ動きをしており、3回とも急行してもらいラブホテルの出入りを撮影してもらうことに成功した。
契約上、興信所にもう少し動いてもらう事ができるので、どのような調査をしてもらうか悩んでいた。とりあえずは重要なところが抑えられたし、浮気相手の情報もそろったのでゆっくり考えましょうとのことだった。そんな最中、興信所の人から連絡が入る。いつもと違う住宅街にGPSが停まっていると。どうせならここで使おうと思い、興信所の人に急行してもらった。すると、一軒家の駐車場に夫の車が駐車されており、その表札には女と同じ苗字が書かれていた。詳しく調べてもらったが女の実家ということが確定した。
私の答えは決まっていて慰謝料を請求して離婚することだ。実家なんて有り得ないと浮気相手の女に社会的な制裁を加えたかった。浮気相手の会社にバラしまくりたかった。弁護士に相談したが逆に訴えられる可能性があると言われ思いとどまったが、一生恨みが消えることはない。