サレ妻とはネット用語で「浮気をサレた妻」の事を言うようです。そのサレ妻たちは福岡の興信所で号泣したり腹を立て怒り出したりと様々な感情を出し私に相談します。

よくあるのがまだ調査前の段階で浮気相手とのラインを見てしまい気が動転してしまったというものです。中にはあまりにも気が動揺しすぎてそのままラインで浮気相手の女性と通話をしようとしてしまったとか。着信を残してしまい、旦那には浮気がバレているということがバレてしまい、博多興信所へと相談しにきたというかたもいます。

出来れば弊所には浮気がバレたとバレない時点で調査の依頼をしてほしいのですが、感情のものですので問い詰めてしまったりすることも決して珍しくはありません。ただ、問い詰めたものの浮気をしている旦那は「会社の同僚だ」「学生の頃の友達だ」などとウソをつき続けますので妻としてはまたハラワタ煮えくりかえります。そういった嘘のスパイラルに入り込み、ますますサレ妻としては赦せないという感情だけが芽吹くでしょう。

数多くの浮気調査をしてきましたが、サレ妻としては相手の女性のことを本気で愛しているということになるのが一番ゆるせないようでサレ夫とは少し違います。サレ夫としては本気とか浮気とかはどうでもよく、浮気相手の男性と不貞行為をしたというそのものが許せません。よく聞く「体の浮気」と「心の浮気」と考えれば分かりやすいでしょう。

浮気調査をしていると思ったより浮気相手と会っているということもよくあります。出勤前に女性と会いカフェで話、仕事が終わったら居酒屋で会い、そのままホテルに行く。又は、どこかの広い駐車場で会い、自分の車に乗せ、ラブホテルに行く。など。週に1回くらいは最低でも会っているという依頼者様の予想を遥か超え、週に5~6回会っていたということもあります。

少し長くなりましたが、今回のテーマ「福岡の興信所で泣き出すサレ妻」ですが、弊所では報告書と写真だけではなく動画もお渡ししています。というのも、裁判資料として動画は使えませんが、説明する時や相手の表情を見る場合は、動画が一番分かりやすいからです。そうなると、とても生々しい映像だということは言うまでもなく、離婚はしないという方でもやっぱり離婚するという方も多くいます。

そして、人によっては感情的になりすぐに旦那にどういうことかと電話をしようとしたりします。さすがに、そこは私が止めますが依頼者様にとってはそこまでキツイ精神状況なのです。

これを見ると中には浮気調査なんてせずにほっといたらいずれ戻ってくると考えられる人もいるかもしれません。ですが、私の立場だから言うのではなく必ず証拠は抑えられるときに抑えるべきだと思います。それは浮気相手が妊娠したというケースを見てきたり、浮気相手の家族と会っているという状況を見てきたりしてきた私だからこそ言えることです。かすり傷じゃないので自然治癒はしません。必ず診断という調査をし、薬という証拠を興信所から貰うようにしましょう。