一度裏切った人は二度裏切るということを聞いたことはありませんか?興信所で調査をしているとその言葉がよく分かります。「昔も浮気をしてたのですが、最近また浮気をし始めていて」このような相談は珍しくありません。

昔というのは数か月レベルではなく十数年レベルの昔です。浮気相手は同一ではなく違う人物になっていることがほとんどですが、浮気相手がどこの誰かなどの域を出ています。一度、チャンスを貰ったという立場のくせに二度も裏切る。いや、依頼者様によってはその途中にも浮気っぽい言動があったが見て見ぬふりをしてたとおっしゃる方もいます。それを合わせると何回配偶者を裏切ってきたのか?想像もつきませんし、どんな感情でやってきたのかと不思議でたまりません。

30歳や40歳で不倫をし、そこから30年後に不倫をすると60代後半や70代の人たちもいます。決して年をとったから不倫をしないということでもなく落ち着くということもありません。その年代の人たちが離婚をするとなると熟年離婚ということになるでしょう。20年以上同居していて離婚した数は昭和60年は2万件ほどあり、平成28年には4万件弱ほどあるようです。

離婚と一言に言っても様々ありますが浮気が離婚のキッカケとなるのは少なくありません。たとえ若いころに浮気をしたとしても子どもが自立するまで我慢しようと考えられてる方も多いので、このような数字になるのだと思います。「浮気したくせに年を取って介護したくない、浮気した相手の親の介護なんてしたくない」そう思って当然でしょう。